【星空撮影】ソフトフィルター3選!星が綺麗に撮れる!夜空の写真に効果絶大!ミラーレス一眼初心者

プロカメラマンも使っている星空撮影に必須アイテム「ソフトフィルター」は、星の輝きを際立たせてくれます。

冬は乾燥し空気中の水蒸気が少ないため霞がでにくく、透明感のある夜空が撮影できる絶好の時期です。

また夏には肉眼でも見えるほど力強く現れる天の川の撮影に、興奮すること間違いなしです。

そんな星空撮影に大活躍してくれるのソフトフィルターは、有りと無しでは雲泥の差!

そこでこの記事では

  • ソフトフィルターの効果
  • おすすめのソフトフィルター3選
  • 広角や魚眼レンズ用のソフトフィルター
  • 星空撮影にじゃまな光害をカットしてくれるフィルター

について紹介したいと思います。

こんにちは!カメラが好きで記事を書いているYogon(よーごん)です!

星空撮影に必須ソフトフィルターの効果

そもそもソフトフィルターってどんな効果があるのか?

肉眼で夜空を見ると、様々な輝きの星が見えると思います。

しかしカメラで星空を撮影すると、明るい星も小さな星も、全て一様に小さく写ってしまいます。

この問題を解決してくれるのが、ソフトフィルターです。

  • 星を滲ませ輝きを際立たせる
  • 明るい星ほどより大きく輝かせ強弱がつく
  • 星の色を強調させる

特に冬の夜空は天の川の存在は薄いものの、夏と比べて明るい1等星が多いためソフトフィルターと相性抜群です。

夏の夜空に力強く現れる天の川は、星が一様に小さくなりがちですが、ソフトフィルターをつけることで強弱がつきます。

⇩⇩ソフトフィルター有りと無しで比べてみましょう!⇩⇩

ソフトフィルター 無し
ソフトフィルター 有り

星空撮影におすすめのソフトフィルター3選!

ケンコーのソフトフィルターは星空撮影に特化したものが販売されていて

「星空を撮りたい!フィルターを使って星をより美しく撮りたい!」

と思うならまずケンコーで間違いないのではないかと思います。

ケンコーの星空撮影におすすめのソフトフィルターはこちらです。

  1. プロソフトンクリア
  2. プロソフトンA
  3. ハーフプロソフトンA

また星空撮影に大敵の光害(街明かりなど)をカットしてくれる光害カットフィルター

  1. スターリーナイト

もあわせて紹介したいと思います。

プロソフトンクリア(ケンコー)

プロソフトンクリアは星空撮影に特化して作られた、星空のためのソフトフィルターと言っても過言ではないと思います。

その圧倒的特徴はこちらです。

  • 星空を滲ませ輝きを際立たす
  • 風景はシャープにくっきりと
  • 「星空×地上風景」に強い

ソフトフィルターを使って「星空×地上風景」を撮影すると、

「星空は良い感じに際立つのに、風景までもぼやっとしてしまう。風景はシャープに写したい。」

というのが私も含め多くの星空撮影者の願いでした。

それにこたえてくれたのが「プロソフトンクリア」です!

プロソフトンA(ケンコー)

プロソフトンA(ソフト効果弱)とプロソフトンB(ソフト効果強)の2種類があります。

プロソフトンBは滲み具合が強く、星の光がより大きく滲み風景も同時にぼやっとした印象になってしまいます。

「星空撮影には少し効果が強すぎるかな」

というのが正直な感想です。

一方でプロソフトンAの特徴は

  • 「プロソフトンB」と「プロソフトンクリア」のちょうど中間くらいの効果を発揮
  • プロソフトンクリアの効果が少し弱いと感じるときにおすすめ
  • 超広角レンズ(24㎜以下)で撮影するときに向いている

ちょうど中間的な立ち位置にあるのがプロソフトンAです。

どうせ買うなら「ある程度強めの変化が欲しい」という場合におすすめです。

プロソフトンクリア < プロソフトンA  < プロソフトンB

ハーフプロソフトンA(ケンコー)|広角や魚眼レンズに使える

ハーフプロソフトンA(角型)の特徴は

  • 星空だけを滲ませ際立たせる
  • 風景はソフト効果なしでそのままシャープに撮影できる
  • 広角や魚眼レンズにも装着できる

名前の通り半分ソフト効果が発揮されるフィルターです。

レンズの前面にねじ込み式の丸形フィルターが装着できない広角や魚眼レンズにも使えます。

追加でフィルターホルダーアダプターリングを買う必要はありますが、星空撮影は

【広大な空をより広く+地上風景】

で撮影したいですよね!

そうなると必然的に超広角レンズ(24㎜以下)魚眼レンズで撮影する必要があります。

ハーフプロソフトンA(角型)はその願いを叶えてくれるおすすめのソフトフィルターです。

角型ソフトフィルターを装着できる「フィルターホルダー」とレンズへの取り付けに必要な「アダプターリング」

※レンズへの取り付けには、別売のアダプターリングが必要です。

<⇩⇩アダプターリング⇩⇩カメラレンズの「フィルター径」に合うリングを調べてください。>

※※フィルター径の調べ方※※

Φのマークがある数字がレンズの口径です。直径という意味です。

光害をカットしてくれるフィルター「スターリーナイト」

星空撮影で最大の敵は街明かりや街灯などの光害です。

その光害をカットし、夜空本来の色合いを撮影することができるのが「スターリーナイト」です。

ソフトフィルターと併用して装着できます。

「ソフトフィルター×スターリーナイト」で星空撮影に必要なフィルターの準備は万端ではないでしょうか!

またこのスターリーナイトは星空撮影だけではなく、夜景撮影にもあるとかなり便利です。

地上付近の夜空が街明かりの光害による変色をおさえてくれます。

夜の撮影時に汎用性があるので1枚持っておいて損はないです。

「ステップアップリング」でフィルターを使い回せる

カメラレンズを何個か持っている場合、それぞれ口径って違いますよね。

レンズの口径ごとにフィルターを買っていたらお金が飛んでいってしまいます。

ステップアップリングを使うことにより口径の幅を安価に変換し、フィルターを使い回すことができます

基本的にはフィルターはお持ちのレンズで一番大きい口径のレンズフィルターを購入し、ステップアップリングで他の小さい口径のレンズをサイズの大きいフィルター径にステップアップさせます。

例えば口径が77㎜と72㎜口径のレンズを持っていて、両方のレンズでフィルターを使いたい場合

  • 購入するフィルター径は「77㎜」
  • 購入するステップアップリングは「72㎜口径 ➡ 77㎜口径」に大きく変換するもの

という具合になります。

つまりフィルターは一番大きいレンズの口径に合わせて購入し、他の小さな口径のレンズはステップアップリングで大きい口径に合わせるということです。

おすすめの「フィルターケース」

フィルターは決して安いものではありません。

持ち歩いたり出し入れする時には最新の注意が必要ですよね。

Cokinのフィルターケースはハードタイプなので安心

また「フィルターを入れたらケースのゴミが付いた」と聞くことがありますが、このCokinのフィルターケースはそのようなストレスを一度も感じたことがありません。

またチャックもスムーズで開閉しやすく、大きく開くので出し入れもしやすいです。

内側にストッパーが付いていて、フィルターの落下防止にも配慮がされています。

ずっと愛用している、買って良かったと思う商品の1つです。

今回紹介したケンコーが販売している「COMODO」のフィルターケースもおすすめです。

ハードタイプではないですが三脚に取り付け可能なので、撮影時にフィルターの交換がとても便利です。

合計8枚も収納でき、ノートのように大きく見開くのでフィルターを探したり出し入れするのに便利です。

フィルターを変えて撮影したいときにかなり重宝しています。

星空撮影におすすめのソフトフィルターまとめ

星空撮影におすすめのソフトフィルターについてでした。

圧巻の星空を撮影できた時は感動ものです。

ソフトフィルターを活用してぜひ自分だけの最高の1枚を撮影してみてはどうでしょうか。

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