RAW現像におすすめノートパソコンのスペックは?|マウスコンピューター「DAIV6N」で実証!

RAW現像は高負荷な処理を行う作業なので、それなりのスペックのPCが必要になります。

編集がなかなか反映せずフリーズされるとストレスが溜まりますよね。時間泥棒です。

そこでこの記事はこんな内容です。

  • RAW現像に必要なノートパソコンの確認ポイント
  • RAW現像ソフト(Luminar NeoとLightroom)での動作環境の実例
  • RAW現像におすすめノートPC「マウスコンピューター(DAIV)」

絶対後悔しない買い物がしたかったので、購入する前にかなり調べました。

快適にサクサクRAW現像を行えるノートパソコンのスペックを実際に使った経験から紹介したいと思います。

こんにちは!カメラが好きで記事を書いているYogon(よーごん)です!

RAW現像に必要なノートパソコンのスペック

結論からいうと、RAW現像を主な目的でノートパソコンを探している場合の確認ポイントはこちらです。

CPUCPU Core i7 以上
メモリメモリ16GB以上
SSD512GB以上
GPUミドルクラス
液晶モニターノングレア(非光沢)

専門用語だらけで難しく感じますが、基本数字が大きくなるほど高性能と考えてほぼOKです。

上記以上の性能があればストレスなくRAW現像ができると思います。

それではひとつずつ見ていきましょう。

CPU |Core i7以上

RAW現像で一番重要視したいパソコンの性能はCPUです。

CPUは「パソコンの頭脳」と言われています。様々な情報を素早く処理できるかはこのCPUが大きく関わっています。

CPUにはクロック周波数(GHz)・コア数・スレッド数の3つの重要な性能があります。

クロック周波数(GHz)数値が高いほど高速な処理が可能
コア数多いほど同時並行で処理が可能
スレッド数コア内で処理ができる作業の数

写真の読み込みやRAW現像などのスピードはCPUに依存する部分が多いので「Corei5以上」がおすすめです。

高画素カメラ3000万画素などで頻繁にRAW現像をする場合は「Corei7」がおすすめです。

またRAW現像ソフトのアップグレードにより、ソフトが重たくなる場合もあるので、余裕があれば「Corei7」を選んでおきましょう。

Corei9ハイエンド
Corei7ハイグレード
Corei5ミドル
Corei3エントリー

基本的には数字が大きいほどパソコンの性能はいいですが、CPUは世代がひとつ変わると爆発的に性能があがる場合があります。

例えば「Core i5 11400」と「Core i7 10700」では「Core i5 11400」の方が性能がいいです。

Corei5は11世代、Corei7は10世代と世代が1つ違うからです。

CPUの数字の見方はこちらです。

またCPUのシリーズを表す記号は主に4つあります。

シリーズ特徴性能レベル順
Hデスクトップ並みのハイスペック★★★★
P一般向け★★★
U一般向け★★
G一般向け

PとUは一般向けのノートパソコンに多く見られるシリーズです。

RAW現像ソフトLuminar Neo・Lightroomが推奨しているCPUはこちらです。

Luminar NeoLightroom
CPUIntel Core i5以上Intel Core i5以上

マウスコンピューターがクリエイター向けに発売しているノートパソコンのCPUのスペックを表にしたものです。

DAIV 6HDAIV 6NDAIV 6P-RTDAIV 4N
CPUCore i9-12900H Core i7-12700H Core i7-12700HCore i7-1260P 
性能ハイエンドハイグレードハイグレードハイグレード

メモリ(RAM)|16GB以上

メモリとは作業スペースみたいなものです。

いくらCPUが優秀でマルチタスクにたくさん働いてくれたとしても、作業スペースが狭ければ捗りません。

優秀な頭脳も宝の持ち腐れになります。

メモリは16GB以上がおすすめです。

Luminar NeoやLightroomの公式サイトでもメモリ8GB以上(16GB以上推奨)と記載されています。

また写真だけではなく4K動画の編集をする場合は32GB以上は必要です。

マウスコンピューターがクリエイター向けに発売しているノートパソコンのメモリのスペックを表にしたものです。

DAIV 6HDAIV 6NDAIV 6P-RTDAIV 4N
メモリ 32GB / 64GB
選択可能
32GB / 64GB
選択可能
16GB / 32GB
選択可能
16GB / 32GB
選択可能
用途4K動画編集や3DCG
高負荷処理
動画編集、RAW現像
3次元CAD作業
イラスト制作や写真加工
編集作業
写真編集、イラスト作成
WEBデザイン

SSD|512GB以上

SSDとはデーターの読み書きを行い保存する記憶装置です。

メモリはCPUが処理するまでの間一時的に保存できる容量であるのに対して、SSDはCPUが処理した情報をパソコン内に半永久的に保存できる容量です。

SSDの他にHDDもありますが、SSDの方がおすすめです。

HDDより料金は高い傾向がありますが、速度が速く静かなのが特徴です。

写真などを外付けハードディスクに保存するなどデータを管理できる場合は215GBでも十分でが、インストールや同期中に追加の空き容量が必要となる場合があるので、512GBある方が安心です。

Luminar Neoでは10 GB の空き容量(SSD推奨)とされています。

私が以前使用していたノートPCは215GBでしたが、ディスクの容量が不足し写真が読み込めない状態になっていたので次買うときは512GB以上にすると決めていました。

私みたいにルーズな人は512GBの方がストレスフリーだと思います。

マウスコンピューターがクリエイター向けに発売しているノートパソコンのメモリのスペックを表にしたものです。

DAIV 6HDAIV 6NDAIV 6P-RTDAIV 4N
SSD 1TB / 2TB / 1TB+1TB
選択可能
1TB / 2TB
選択可能
512GB / 1TB
選択可能
256GB / 512GB / 1TB
選択可能
用途4K動画編集や3DCG
高負荷処理
動画編集、RAW現像
3次元CAD作業
イラスト制作や写真加工
編集作業
写真編集、イラスト作成
WEBデザイン

GPU|ミドルクラスくらい

GPUはおもに動画など映像を表示するときに必要となる機能です。

動画の編集やゲームをするときに活躍します。

RAW現像ではGPUはCPUほど使われないので優先順位は低いですが、あるほうが処理速度は速いです。

RAW現像の枚数がかなり多い場合や今後4K動画の編集などもしていきたいという場合はミドルクラス以上、RAW現像のみの場合はエントリーモデルでも大丈夫です。

以前使用していたノートPCはグラフィックボート(GPU)を搭載していませんでした。

(※インテル CPUにはパソコン内にGPUが搭載されています。グラフィックボードが搭載されたPCには描画処理能力は圧倒的に劣るものの必要最小限の描画処理はできます。これを“インテルUHDグラフィックス”といいます。)

何百枚ものRAW現像を行う場合は結構時間がかかりました。

またPhotoshopで複数枚の写真を重ね合わせたり(比較明合成)、Luminar NeoのAI機能で写真内の描写をガラッと変える場合は反応がかなり遅かったです。

マウスコンピューターがクリエイター向けに発売しているノートパソコンのGPUのスペックを表にしたものです。

DAIV 6HDAIV 6NDAIV 6P-RTDAIV 4N
GPUGeForce RTX 3070 Ti GeForce RTX 3060GeForce RTX 3050 Ti GeForce GTX 1650
性能ハイエンドミドルレンジエントリーエントリー
用途4K動画編集や3DCG
高負荷処理
動画編集、RAW現像
3次元CAD作業
イラスト制作や写真加工
編集作業
写真編集、イラスト作成
WEBデザイン
参照元:mouse公式サイト

液晶モニター|ノングレア(非光沢)

液晶モニターは大きく分けてグレア(光沢)ノングレア(非光沢)があります。

個人的におすすめはノングレア(非光沢)です。

それぞれの特徴はこんな感じです。

ノングレア(非光沢)

  • メリット
    • マットでツヤがないので画面の映り込みがない
    • 長時間画面を見ても目が疲れにくい
  • デメリット
    • 若干コントラストが弱くなる

グレア(光沢)

  • メリット
    • コントラストがはっきりしていて色彩が鮮やか
  • デメリット
    • ツヤがあり画面に映り込みがある
    • 目が疲れやすい

写真の編集をする場合はグレア(光沢)の方がコントラストが高く色が鮮やかなので向いている感じがしますが、ノングレア(非光沢)の方がマットな質感で目に優しいので個人的にはおすすめです。

また反射しにくく画面の映り込みが少ないので作業がしやすいです。

ノングレアの画面で写真の編集を何年もしてきましたが、イメージが掴みにくいと感じたことはありません。

RAW現像ソフトの動作環境|DAIV 6N実例

マウスコンピューター「DAIV 6N」でRAW現像ソフト「Luminar Neo 」と「Lightroom」の動作環境を試してみました。

Luminar Neoの動作環境

Luminar Neoレビュー記事はこちらもどうぞ⇩

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RAW現像おすすめノートパソコン|マウスコンピューターDAIV

クリエイター向けにマウスコンピューターが発売しているおすすめのノートパソコンはこちらです。

  1. DAIV 6N
  2. DAIV 6P-RT
  3. DAIV 4N

「マウスコンピューターDAIV6N」は私も愛用しているお気に入りのノートパソコンです。

16インチで画面が大きく正確な色再現性で写真や動画の編集、Webデザインなどにおすすめです。

この大きさで約1.65キログラムと軽く、実際に持ってみるとびっくりしました。

また薄くてスタイリッシュなデザインがとても気に入ってます。

気になる所は、バッテリーの消耗が少し早いかなと感じます。

ポータブル性は抜群ですが、充電器は常に持っておいた方がいいでしょう。

RAW現像もまったくストレスなくサクサクとできます。

私が購入した「DAIV 6N」のスペックはこちらです。

DAIV 6N スペック
CPUCore i7-12700H
メモリ32 GB
SSD1TB
GPUGeForce RTX 3060
液晶モニターノングレア(非光沢)

今後動画編集などもしていこうと思っているのでメモリ32GB、SSD1TB、GeForce RTX 3060の「DAIV 6N」に決めましたが、RAW現像だけなら「DAIV 6P-RT」「DAIV 4N」も十分な選択肢だと感じます。

マウスコンピューター「DAIV 6N」

動画編集、RAW現像、3次元CAD作業におすすめ

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\「DAIV6N」公式サイトはこちら/

マウスコンピューター「DAIV 6P-RT」

イラスト制作や写真加工、編集作業におすすめ

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マウスコンピューター「DAIV 4N」

写真編集、イラスト作成、WEBデザインにおすすめ

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「DAIV 4N」公式サイトはこちら

RAW現像におすすめノートパソコンのまとめ

RAW現像ソフトLuminar NeoやLightroomの公式サイトの推奨スペックはこちら!

Luminar NeoLightroom
CPUCPU Core i5 以上64 ビットおよび SSE 4.2
をサポートしている Intel
メモリ8GB以上(16GB以上推奨)8GB以上(16GB以上推奨)
SSD10GBの空き容量(SSD推奨)10GBの空き容量
GPUOpenGL 3.3以降対応DirectX 12 をサポートしている

私が考えるRAW現像におすすめスペックはこちら!

CPUCPU Core i7 以上
メモリメモリ16GB以上
SSD512GB以上
GPUGeForce GTX 1650
液晶モニターノングレア(非光沢)

高画素カメラ3000万画素などでRAW現像を行う場合や、4K動画の編集もバリバリする場合は「CPU Core i7以上」「GPUはミドルクラス以上(GeForce RTX 306)」がおすすめ!

メモリは16GB以上、余裕があれば32GB以上がおすすめ!

HDDよりもSSDが処理速度が速く静かなのでおすすめ!

液晶モニターは画面に映り込みしない目に優しいノングレア(非光沢)がおすすめ!

マウスコンピューターDAIVノートパソコンの比較表

DAIV 6NDAIV 6P-RTDAIV 4N
CPUCore i7-12700HCore i7-12700HCore i7-1260P
メモリ32GB / 64GB
選択可能
16GB / 32GB
選択可能
16GB / 32GB
選択可能
SSD1TB / 2TB
選択可能
512GB / 1TB
選択可能
256GB / 512GB / 1TB
選択可能
GPUGeForce RTX 3060GeForce RTX 3050 Ti GeForce GTX 1650
液晶モニターノングレア(非光沢)ノングレア(非光沢)ノングレア(非光沢)
性能ミドルレンジエントリーエントリー
用途動画編集、RAW現像
3次元CAD作業
イラスト制作や写真加工
編集作業
写真編集、イラスト作成
WEBデザイン

最後まで読んでくれてありがとうございました!少しでも参考になれば嬉しいです!

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