徳島の吉野川の川面に輝く冬の風物詩「シラスウナギ漁」
毎年シーズンになるとシラスウナギ漁の美しい写真がSNSで賑わいを見せています。
しかしシーズン中いつでも漁をしているわけではありません。
「シラスウナギ漁」に適した日を狙っていかないと、全く見えないということもありえます。
そこでこの記事では、シラスウナギ漁が見える確率が高い日について紹介したいと思います。
こんな内容になっています。
- そもそもシラスウナギ漁とは?
- シラスウナギ漁の解禁日と期間
- シラスウナギ漁が見えやすい月齢
- シラスウナギ漁が見えやすい潮見表の見方
- 徳島市でシラスウナギ漁が撮影しやすい場所
こんにちは!カメラが好きで記事を書いているYogon(よーごん)です!
「とくしま市民遺産」に選ばれた「シラスウナギ漁」とは?
吉野川の川面を黄色や緑色のライトで照らし行われるシラスウナギ漁。
その光景が幻想的で非常に美しいことから「とくしま市民遺産」にも選ばれています。
ウナギの稚魚であるシラスウナギは養殖用として捕獲されます。
漁は事前に申請した者のみが行うことができます。
取引価格は地域によって異なるそうですが、なかなかの値段で取引されているらしいです。
近年は不漁が続いていますが、川面を照らしている光が黄金に見えてきますね。。。$
いったい何時、何処で見えるのでしょうか?
シラスウナギ漁の解禁日と見える時期・時間帯
シラスウナギ漁はいつでも見えるわけではありません。
毎年漁が解禁される「12月15日から4月15」まで見ることができます。
シーズン中でも、月明りが強い満月の日はあまり船がででいません。
狙うのは新月あたりの大潮の日で、干潮から満潮にかけての時間帯が漁に適しておりたくさん船が出ています。
とくに満潮になる数時間前に漁が盛んに行われています。
満潮になる1時間前くらいから少しずつ漁を終え帰っていく船がいたので、満潮付近は避けた方が無難です。
- 「シラスウナギ漁」狙うのはこの日!
- 解禁日:12月15日~4月15日
- 新月あたりの暗い日
- 大潮の日
- 干潮から満潮にかけての時間帯
- 満潮付近は避けた方が無難
新月カレンダー(MOON CYCLE)と潮見表(徳島県)で新月と大潮の日を確認できます。
例えば大潮の19日にシラスウナギ漁を見に行く場合は、18日の干潮時23:20分~19日の満潮時6:14分の間を狙います。
満潮付近の時間帯は漁を終えた漁船が帰っていく可能性があるので、早朝5時過ぎ以降は避けた方が無難です。
シラスウナギ漁おすすめ写真スポット(徳島市)
阿波しらさぎ大橋が撮影しやすいと感じました。
吉野川橋(旧)や吉野川大橋(新)もカメラを持って走ってみましたが、阿波しらさぎ大橋がおすすめです。
橋が新しく道もよく、歩道と車道が柵で分かれていて安心感があります。
近くには24時間営業のハローズもあるので便性です。
またシラスウナギ漁の全貌を捉えられるので、橋の上からの撮影がおすすめです。
こんな感じの場所です⇩
シラスウナギ漁を撮影|カメラの設定の目安
シラスウナギ漁の撮影では、ISO感度を上げる必要はありますが手持ちで撮影できます。
また船は基本動いているので三脚に固定して撮影する場合、スローシャッターではブレてしまいます。
個人的には手持ち撮影を推奨します。
手持ちで撮影する場合のカメラの設定の目安はこんな感じです。
- ISO感度:ISO3200くらい
- F値:開放(最小の数字)
- シャッタースピード:手振れしないギリギリまで遅くする
- 「1/焦点距離 秒」あれば基本手振れしません(※個人差による)
ISO感度について詳しくはこちら⇩
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シラスウナギ漁の撮影におすすめ「標準ズームレンズ」
シラスウナギ漁の撮影にレンズを1本持っていくなら「標準ズームレンズ」がおすすめです。
漁の全体の光景や単体でアップにも撮れるので便利です。
今回の撮影に使用したレンズは焦点距離「24㎜~105㎜」のSONY標準ズームレンズ「F4 G OSS SEL24105G」です。
どんな被写体でもこれ一本あればほとんど撮れるほと汎用性抜群のレンズです。
一番使用頻度が高いおすすめのレンズです。
シラスウナギ漁のまとめ
- 「シラスウナギ漁」狙うのはこの日!
- 解禁日:12月15日~4月15日
- 新月あたりの暗い日
- 大潮の日
- 干潮から満潮にかけての時間帯
- 満潮付近は避けた方が無難
「とくしま市民遺産」に選ばれている冬の風物詩シラスウナギ漁は、吉野川の川面を黄色や緑に輝かせ、まるでホタルのような幻想的な光景です。
シーズン中いつでも見れるとは限らないので、事前に月齢カレンダーと潮見表を確認し撮影に出向いてください。
冬の風物詩、シラスウナギ漁。
深夜や早朝で眠たいけど行ってみる価値大いにありだよ!
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